椅子張替・家具修理

家具修理風景

椅子張替・家具修理の考え

お客様の大切な家財を修理することは、実は新品を製作することより難しい作業の場合が多くあります。
家電品や機械の修理と違い、大切な家財には愛着や思い出、使い手の感覚が刻まれており、他人が見れば傷んだ家具でも、持ち主にとっては家族の歴史を背負った「古いアルバム」のような存在なのです。
ソファの修理の場合、丁寧に分解するところから作業を始めます。傷んだ状態のまま色々な座り方をして傷みの状況を確認しながら修理のポイントを計画するのですが、分解してしまうと仕上がりの見本が無くなるため「型紙」に写し取りながら分解します。表皮材、詰め物、バネなどを順々に取り外し骨組みのみの状態にしてから骨組みのガタツキや緩みを直し、場合によっては補強の骨組みを加えます。
お客様の言葉を思い出しながらバネ床やクッション中材を適宜交換、補充、補強、整形などして納得のいくフォルムと掛け心地になる状態に再生していき、最後に真新しい生地で張り上げ塗装パーツを再塗装して全体を組み上げ完成に向かいます。その際、途中途中で何度も座って仕上がりイメージを確認しながら調整をします。

これらの行程は「いすの張替」という言葉がよく使われますが、私たちはただ張り生地の交換をするだけではなく、傷んでしまった大切な家財がこれまでの愛着のまま次の歴史を刻めるように再生させてあげることだと考えています。

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椅子張替・家具修理について

椅子・ソファの張替修理では下記のような修理が可能です。

1.張り生地の交換
2.木部フレームのガタツキの修理、補強
3.バネ床の補強、調整
4.クッション中材の交換、または補充調整
5.クッション用の羽毛の詰め替え
6.木部フレームや脚部の塗装修理
7.脚端の滑り止めや、フェルトの打ち付け
8.金属部品の磨き、再メッキ、再塗装
9.サイズ加工や、フォルムのリメイク


木工家具の修理について

木工家具の修理では下記のような修理が可能です。

1.引き出しのキシミの修理
2.欠けてしまった部分の修理
3.ガタツキの修理
4.塗装の修理


塗装修理について

塗装修理は下記のような修理を行います。

洗い:    蓄積した汚れをアセトンやシンナーなどで拭き取り塗装修理の準備をします。
タッチアップ:傷や擦れで剥がれてしまった塗装面に同色の色を差し傷を目立ちにくくします。
下地処理:  新しい塗料の食いつきをよくするため軽くサンディングを当て塗装下地を作ります。
下塗り・研磨:下塗り塗装と研磨を数回繰り返し、塗装の表面を整えていきます。
上塗り:   艶の具合や色の微調整、風合いを決定づける仕上げ塗装を施します。

※打痕跡、深い傷などは復旧できない場合がありますが、塗装修理で最善を尽くしますので思い出の
一部とご解釈下さい。突板の剥がれや浮きは修理できない場合があります。