バルセロナチェア12台を張替しました。
構造としては非常にシンプルであり、X字に組み合わされた金属のフラットバーの上に、革でキルティングした座と背のクッションが乗っています。存在感は素晴らしく、横から見た背のカープが円弧状になっているところなど造形性の面も優れています。
クッションの表面は一見すると大きな一枚革に12個のボタンを止めているようには見えますが、実際には長方形の革を一枚一枚縫い合わせた角にそれぞれボタンをつけており、これが高級感をさらに引き出しています。
フレームもピカピカになりました。