木部ガタツキの修理、補修

Service / Frame_repair

木部ガタツキの修理、補修

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木材は気候の変化にともない乾燥、湿潤を繰り返し、僅かながら痩せていく経年変化をします。
その結果、ダイニングチェアなど木材の継ぎ手(接続部分)の接着が外れ、ぐらつきの原因となります。
ぐらつきの修理は、すべての継ぎ手を外し、古い接着剤の除去、調整をして、新しい接着剤(エポキシ樹脂)で組み直しをすることで、十分に強度のある修理をいたします。
※一部継ぎ手を外すことができず修理ができない場合があります。

作業実例

01状態を確認

まず最初に、椅子の状態を確認します。ぐらつきが生じている箇所や、その原因を特定します。木製椅子がぐらつく原因は、椅子の経年劣化、不適切な使用、組み立て不良、環境要因などがあります。木材が収縮・膨張して緩んでしまうことや、ネジや釘が緩むことでぐらつきが生じることがあります。組み立て不良による誤った部品の位置、環境要因による木材の変形や床の不均一などもぐらつきの原因となります。ぐらつきが生じた場合は、原因を特定して適切な修理を行うことが大切です。

02分解

木製椅子フレームを修理する際には、接着直しを行うことがあります。この際、分解する際には以下の点に注意する必要があります。まず、フレームの構造を理解してから分解し、パーツ同士が傷つかないように慎重に分解します。部品を失わないように、また分解した部品を紛失しないように注意します。部品を紛失してしまうと、再度組み立てる際に問題が生じることがあります。以上の注意点に気をつけて、フレームの修理を行います。

03接着直し

木製椅子フレームを接着直しする際には、接着部分を綺麗にし、余分な接着剤を拭き取り、適切な接着剤を選び、接着剤の硬化時間を守ることが大切です。 これらの注意点を守りながら、木製椅子フレームの接着直しを行います。良い接着ができれば、修理したフレームを長持ちさせることができます。

よくある質問

  • 木部が完全に割れた椅子でも修理できますか。

    出来るだけ修理ができるよう努めますが、破損状態にもよりますので状態のわかるお写真をメールいただくか、現物をお持ち込みいただきご相談ください。

  • 納期はどのぐらいかかりますか。

    目安として、ダイニングチェアで通常1週間ほどお預かりさせていただきます。

  • 修理期間中、代わりの椅子を貸してもらえますか。

    ダイニングチェアはご用意することが可能です。

  • 金属の椅子の溶接修理はできますか

    可能ですが、状態によってはお受けできない場合があります。破損状態にもよりますので状態のわかるお写真をメールいただくか、現物をお持ち込みいただきご相談ください。

  • 椅子の脚をカットすることはできますか。

    基本的には木製脚の椅子であれば可能です。
    形状的に難しい場合もございますので、ご相談ください。