椅子張替・家具修理について
Service / Repair張替え、修理とは
お客様の言葉を思い出しながらバネ床やクッション中材を
適宜交換、補充、補強、整形などして納得のいくフォルムと掛け心地になる状態に再生していき、
最後に真新しい生地で張り上げ塗装パーツを再塗装して全体を組み上げ完成に向かいます。
その際、途中途中で何度も座って仕上がりイメージを確認しながら調整をします。
これらの行程は「いすの張替」という言葉がよく使われますが、
私たちはただ張り生地の交換をするだけではなく、
傷んでしまった大切な家財がこれまでの愛着のまま
次の歴史を刻めるように再生させてあげることだと考えています。
椅子張替
家具修理の考えrepair thought
お客様の大切な家財を修理することは、実は新品を製作することより難しい作業の場合が多くあります。
家電品や機械の修理と違い、大切な家財には愛着や思い出、使い手の感覚が刻まれており、他人が見れば傷んだ家具でも、持ち主にとっては家族の歴史を背負った「古いアルバム」のような存在なのです。
ソファの修理の場合、丁寧に分解するところから作業を始めます。
傷んだ状態のまま色々な座り方をして傷みの状況を確認しながら修理のポイントを計画するのですが、分解してしまうと仕上がりの見本が無くなるため「型紙」に写し取りながら分解します。
表皮材、詰め物、バネなどを順々に取り外し骨組みのみの状態にしてから骨組みのガタツキや緩みを直し、場合によっては補強の骨組みを加えます。
できること
日常生活を支える生活道具として
第一に使いやすいこと、愛着がもてること、
飽きの来ないデザインであること